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もう出産！？
まさか、自分がこんなに早く生んでしまうとは思わなかった…
（順調だと言われていたし。。）
| 平成１５年６月２日（月） | 午後８時 | 午後の回診のときも特に異常がなく、普通に過ごしていたが 夕食を食べて主人を病院の入り口まで送って行ったあと、 薄茶色の少量の出血に気づく。 ナースステーションに行ったら、ちょうど先生がいたので止血剤を もらって様子を見ることに…。 あまり散歩をしないようにと言われる。 （実は入院中、スリッパのまま近くのコンビニまでよくウロウロしていました） |
平成１５年６月３日（火） |
午前中 | 「先生がオペに入っているので、回診の後、内診してもらいましょうか？夕方頃になっちゃうかも知れないけど」と看護婦さんに言われた。 今日からシャワーも禁止。動くのは最低限にしてねとも注意される。 |
| 午後４時２０分 | ものすごい胎動の後に、今までに感じたことがないお腹の張りが。 胎動で膀胱をパンチされるとトイレに行きたくなるので、トイレに行こうと思うが回診の放送があったのでそのままベットにいなきゃいけないかなと迷う。 | |
| 午後４時２５分 | ちょっと待っててもしばらくかかりそうだったので、立ち上がる。 なんか変な感じ（破水していることに最初は気がつかなかった） そのままトイレへ。赤い出血があったと同時に大量の水？が。 バシャって…とても生暖かい。この時は破水だとすぐにわかった。 その量にビックリしてトイレの中からナースコールをする。 とりあえずベットに戻って横になるように言われる。 ズボンがビショビショのまま病室に戻る。 ベットに戻ると、回診中の先生が。「破水しちゃったみたい…」と 言うと「えっ！？ いつ！」と先生もビックリしている。 入院してから週２回しているNST（ノンストレステスト）では、 あんまり張りがないし、そのためウテメリン（張り止めの薬）も 処方されてなかった。 まさか破水するとはと感じたらしい（私もそう思った） 左手にウテメリン、右手に抗生剤の点滴が入る。 動くとまだまだ羊水がでてくるので、トイレも禁止。 尿を直接、管から摂れるようにバルーンを入れられる。 私とは逆にお腹の双子っちたちは元気らしく、胎動が激しい。 | |
| 午後５時ごろ | ご主人と連絡が取れないのですがと先生が。。。 このままでは、胎児が子宮内感染を起こしてしまう可能性が あるということと、ここにはNICU（新生児集中治療室）がないので 母体搬送しようと説明を受ける。 受け入れ先が見つかり次第すぐに移動できるようにと 看護婦さんが身の回りの荷物をまとめてくれた。 | |
| 午後６時ごろ | 夕食の時間になったが、起きちゃダメということでなかなか 食べれない。その後主人が到着。 まだ受け入れ先が決まらず、今晩はこのまま様子を見ることに。 | |
| 消灯後 | 夜中は全然寝れなかった。 夕食後、朝になるまでにNSTを４回ぐらいつけるが 特別な張りはなかった（相変わらず胎動が激しい） ドップラーの時も位置がすぐに変わるので、看護婦さんも 大変そう…。 胎動があるたびに羊水が流れていく感覚があった。 一番大きいお産パットがすぐにビショビショに。 | |
平成１５年６月４日（水） |
午前７時３０分 | またしても食事の時間。 お腹が空かない（いつもは６時ごろにはお腹が空く） でも、体力をつけるようにと食パン１枚と牛乳を飲む。 |
| 午前１１時頃 | 転送先の病院が決まる。 そして、今日出産することも告げられた。 | |
| 午前１１時３０分 | 救急隊の方がベットまで来てくれた。 ウチの旦那も廊下にいるらしい。 担架に乗って救急車に乗り込む。病院の助産婦さんも 付いて来て頂けたので安心だった。 初めて救急車に乗った感想は…揺れが凄かった。 | |
| 午後０時前 | 搬送先の病院へ到着。 ウテメリンを外され、すぐに内診を受ける。 この時に子宮口が７センチ開いているといわれた（ビックリ） | |
| 時間不明 | 手術に備え、時計・コンタクトレンズを外してしまったため その後の時間は定かではない。 レントゲンを撮ったり、腹部エコーをしたりなど テキパキと物事が進む。 執刀医から帝王切開の説明を受け、サインをした。 腰が痛いと思ったら陣痛が来ていて名前が 上手くかけなかった(笑) でも、胎動はあり。 陣痛は５分間隔できていたらしく、看護婦さんが執刀医に そう伝えていた。 | |
| 午後１時過ぎ | オペ室に移動。 すぐに腰椎麻酔と硬膜外麻酔をしてもらう。 嘘のように陣痛がわからなくなった（胎動も。。） 胸から下だけの麻酔なので何か切られている感覚はあった。 第１子を取り出してもらうとき、もう産道に頭がすっぽりと はまっていたらしく、先生が上からギュウギュウと押している 感じだった（ちょっぴり怖かった） ３分後、第２子も無事誕生。 すぐに二人の顔を見せてもらえた。 第１子はポチャポチャしている。 第２子とは、目が合った感覚がした。 ん！？ 全然、似ていないぞ。二卵性だからかしら？ でも、お猿さんじゃなかった…よかった。 （母親学級で３キロの重さの人形を見て助産婦さんが 「実際は人形みたいにかわいくありません。お猿さんのように シワクチャみたいな感じを想像したほうがいいですよ」と 言っていたので） 小さいけど、かわいい♪ 二人とも元気に泣いていた。 オペ室の中で「Happy birthday to you」の曲がエンドレスが 流れていた。。 | |
| 午後４時半頃 | 縫合が終わり、担当のドクターが「旦那さんが心配しているだろうから 先にお話してくるからね。もう大丈夫だから。」と言いオペ室を出て行った。 その時は気がつかなかったのだか、主人は病院にはいなかった。 仕事（授業があった日）だったので一旦自宅に戻っていた…。 （自営業は有給がないのよね。） 私はその後PICUに運ばれた。主人が逢いに来てくれたのは何時だったのだろう？体は動かなかったし、時計も無かったので覚えていない。。。 |
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